合併症

知的障害には合併症がつきものだ
障碍者施設で働いてる僕としてはADHD自閉症の合併症はよく見られる症状だと思っている。
だが親からするとそれは当たり前じゃないように感じているのだと思う。
 
そういう点で言えば、施設の職員は多くの知的障害者を見ている。
 
ダウン症の子どもを持つ保護者の方で、うちの子は他のダウン症の方と違うんじゃないかと疑問を感じている方がいた。
病院の先生が話からお子さんは自閉症もあるのではないかということを伝えられたらしい。
保護者の方からしてみれば、それは普通ではないのではないか!?と思ったのだろう。
 
だが、最初の話に戻るように合併症は非常に多い。
まずはその事実を多くの方に知っていただくことが必要なのではないだろうか。
私達健常者でもADHDASDの疑いがある方は多くいる。
その傾向が弱いだけだ。
 
また一概にADHDASDと言っても傾向は多岐にわたる。
1時間や2時間見ただけではその方が本当に障害を持っているのかどうかを判断することはできない。
そう思うとより保護者の方には色々な知識が必要だと感じる。その障害があるかもしれないお子さんを多く可能性が高いのは保護者の方であることが多いからだ。
 
そして、一般市民の方にも知ってもらいたい。できる限りで良いから障害者にとって住みやすい国になるといいなー。