共存を考えた時の最適な解

健常者・知的障害者どちらも近づかなくては共存できない。

僕の結論はこれだ。

 

よく地域の人との交流を図ることが大事だと社福(社会福祉士)の教科書に記載されているが、本当に現在の日本でそのやり方が最適解なのだろう。

 

健常者ですら地域交流がない中、その方法が共存を考えた時にでてくる答えではないと思う。

地域の方と関わるのはむしろリスク管理に近い。

私の家にはこんな子がいるのです、施設にはこんな子がいるのです。

だから、「迷惑をかけたらすいません。」

このようなニュアンスの方が地域の方との関わりの意味はないのではないだろうか。

 

よくこんな話を聞く。

以前は普通学級にいた子でいじめられていた。だけど、普通学級から特別支援学級になると友達が増えて明るくなったと。

 

僕たちも同じだと思う。

20歳で10歳の友達はほとんどいないし、

30代で10代の友達はほぼいない。

 

同じ小学校、中学校、高校、大学、会社の友達はいても、

違うグループに所属している人はそう多くない。

 

僕らは同じ価値観、考え、場所にいた人と知り合いになり、友達になりやすい。

 

だから、健常者、知的障害者のお互いが関わるためには努力が必要だ。

 

だが、努力がわざわざ必要なのだろうか。

 

仕事で関わることが社会と繋がることでもあり、唯一でも良い気もしている。

 

また、どこかで考えは変わるのだろうけど。