2019-01-01から1年間の記事一覧

B型施設(成人した知的障害者)の作業1

B型施設での作業を紹介したいと思います。 比較的東京都内の作業所で多いと思われる、封入・封かん作業。 ポストに入っているDM系の封入、封かん作業となります。 この業界に入るまではこんな仕事があるのか!と驚きました。 この作業は大きく3つにわかれて…

知的障害者(B型)施設内での食事

施設内でご飯を食べる事は、朝昼晩の3回のうちの1回だけである。 だけど、その1回を僕の施設では大事にしている。 食べ方に関するマナーや食べ方などをよく声かけする。 というのもやっぱり食べ方っていうのはある程度人に見られる可能性が高い。 例えば、家…

グループホーム入所への親(保護者)の考え方は何が正しいのだろうか

グループホームへの入所って非常に考えてる親御さんが多いですよね。 入所時期に関して考えている保護者の方が多いかと。 確かに入る時期っていうのは保護者としてはいつにしたらいいのか考えると思う。 特に知的障害者の場合は、本人によって成長するスピー…

ダウン症+自閉症:支援に幅を持たせる第3の選択

「やるの?」「やらないの?」 「行きます?」「行かないんですか?」 自閉症傾向の方は比較的おうむ返しの方が多い。 だから、支援者は自閉傾向の方に2択で質問するようにと言われる。(うちの職場だけ?) 私たち健常者は「行く?」と言葉をかけられたら …

事業所・施設ごとの支援の違い

事業所により支援が違う。 親御さんはお子さんを施設に入所する際に支援の色もみてもらいたい! これが合うのか合わないのかは、 会社の社風が合うのか、合わないのかと同じ! どう違うとかというと、大きく二つ 1 利用者ができる限り好きなように生活でき…

合併症

知的障害には合併症がつきものだ 障碍者施設で働いてる僕としてはADHDと自閉症の合併症はよく見られる症状だと思っている。 だが親からするとそれは当たり前じゃないように感じているのだと思う。 そういう点で言えば、施設の職員は多くの知的障害者を見てい…

支援者として。声かけについて。

支援者として、声かけは基礎的であり、全ての支援の集大成でもあると思う。 なぜならば、声かけの際の相手の理解度・言い方、伝えるトーン、の2つがピシャッと合わないと理解してもらえない可能性が高い。 例を1つ挙げて、 挨拶をしないことに対する声かけ…

共存を考えた時の最適な解

健常者・知的障害者どちらも近づかなくては共存できない。 僕の結論はこれだ。 よく地域の人との交流を図ることが大事だと社福(社会福祉士)の教科書に記載されているが、本当に現在の日本でそのやり方が最適解なのだろう。 健常者ですら地域交流がない中、…

ハグマシーンから考える、年齢通りに接する知的障害者の難しさ

Hug machine(ハグマシーン)は自閉症の方に効果があるといわれている機械。 そもそもは自閉症の方が自分で作ったものらしい~すごいなー。 自分自身(自閉症)の方が圧を感じると落ち着くと思って設計したそう。 (ちなみに日本には2台あるらしい。。。) 普通…