大人になってからADHDと診断された人の話
地域活動で知り合って意気投合して、付き合った女性がADHDでした。
と言うよりも付き合ってから、ADHDと診断されてしまった方でした。
大人のADHDですね。
少なからずも知識があるはずの
B型(知的障害者の就労施設)の職員だから
わかるんじゃないの〜
とか思われそうですが、わかりませんでした。
というか、最初からそういう目で健常者の方をみようとしてなかったです。
ちなみに、一般的にはこんな状態の方がADHD。
そもそも、ADHDや自閉症の違いが分からない人はこちらもどうぞ。
で、上記の情報はパソコンで調べればたくさん抽象的な事例は出てくるので、体験談として
その方が行っていた癖や・対策等を書いてみます。
1、うつ病を発症していた
仕事がうまくいかずに、うつ病になってました。
本人談しか聞いていないので正しいかは分からないですけど、人間関係がうまくいってなかったんです。
おそらくADHDが原因だったのかと思います。
チームプレーが求められる職場だったのでチームで動くときの指示忘れや・ヌケ、
又は、チームでの自分の立ち位置が理解しきれていなかった様に話を聞いてて思いました。
実際に誰でも難しいことだけど〜
2、唐突に凄い会話をぶっこむ
『二人で話している時は元気な子だな〜』くらいにしか思わなかったんですけど、大人数で話したりすると、どこかしら話が噛み合わなくなる傾向はあったんですよね。
いきなり、「なんで結婚しないんですか〜?」と年配の独身男性にぶっこんだ質問して場を凍らせたりしていました。
3、とまらない。
もうね、とまらないんです。本当に多動でした。
ずっーと髪の毛の匂いを嗅いできたり、寝る時もずっーとホッペにキスされてたりしてました。
大人になったら、身体的な多動は減ると言われているらしいですが、それは我慢しているだけだと思うんですよね。
二人でいる時にしか見せない癖だった様に今は思います。
慣れてきた相手の前では、やっぱり動いていたいんだと思うんです。
その方が本人は楽だし、ストレスにならないですもんね〜
4、大事な事は手の甲にメモしていた
もう、尋常じゃないくらいメモを取っていました。仕事のこと・私生活のこと等、1日終わる時にスケジュール帳にメモるらしいです。
どうしても脳の記憶の領域が大きくなかったのかもしれないですね。
5、依存しやすい。
もう、これは個人差なのかもしれないません。
だけど、特性の一つだと思います。
精神的な不安定さからなのか、人への依存が強くなるのだと思います。
スマホをみられたり、予定をチェックされたりは会えば毎日くらいのペースでした。
以上!
パッと考えただけでも、5つ出てきたのでもっと思い出したらいろいろ出てきました。
色んなサイトにも記載されているようにADHDは先天的な障害なため、
本人の努力とか環境とかそんなものは関係ないです。
だから、私もどうにかしてあげたい気持ちはあっても、こっちも疲れてしまいました。
「あれ?これって支援になってない?仕事と私生活どっちでも支援みたいになってて、俺が疲れてきてない?」と感じてお別れしました。
やっぱり、依存症だったのは付き合っていく上で合わせることができなかったです。
ちなみに最近、街で見かけたときに別の男性と手を繋いで歩いていたので安心しました!
意外と身近な友達や職場にも、ADHDでひとりで悩んでいる人もいそうな気がするんですよね。
だけど、どう接していいか分からないときは、そっとしておいてあげるのも優しさかな〜と最近は思います。
適度な距離を保ってフォローできる箇所をフォローしていくのが、平和かな〜と思っています。
おしまい。